広島バティスタ、プロ初打席初スイングで逆転2ラン 支配下→昇格で即結果
バックスクリーン横に値千金逆転弾、鮮烈デビューに緒方監督も驚きの表情
広島のサビエル・バティスタ内野手が3日のロッテ戦でプロ初打席初本塁打という鮮烈なデビューを飾った。
バティスタは1点を追う6回無死二塁の場面で一岡の代打で登場。マツダスタジアムが大きな拍手に包まれる中で打席に入ると、2ボール1ストライクから左腕・松永の148キロの直球を初スイングで完璧に捉えた。打球はバックスクリーン右に飛び込む値千金の逆転2ランに。代打に送ったベンチの緒方監督も驚きを隠せなかった。
ドミニカ共和国出身の来日2年目の25歳は今季も育成契約でスタートを切り、ウエスタン・リーグで打率(.363)、本塁打(14本)、打点(38打点)といずれもトップの好成績。2日に支配下登録を勝ち取り、この日、1軍に昇格したばかりだった。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count