ド軍ターナー、警告試合で死球後に鮮やか2ラン 「アザができたけど大丈夫」
ターナーは1回に左手甲に死球を受けるも次打席で2ランを放った
■ドジャース 4-0 ジャイアンツ(オープン戦・日本時間5日・グレンデール)
ドジャースのジャスティン・ターナー内野手が4日(日本時間5日)、ジャイアンツとのオープン戦で怒りの本塁打を放った。1回に死球を受けるも、3回の第2打席で2ラン本塁打を放った。ターナーの死球に端を発し、2回にドジャースのエース左腕クレイトン・カーショー投手が相手捕手に死球をぶつけてオープン戦では異例の警告試合に。騒然とした雰囲気の中、意地の一発を放り込んだ。
ターナーは1回にジャイアンツの先発ジョニー・クエト投手から左手甲に死球を受けた。2年前にオープン戦で左手に死球を受けて手首を骨折しており心配されたが、ひるむことはなかった。3回1死一塁でクエトから左越え2ランを放ち、4-0の勝利に貢献した。オープン戦とはいえ同じナ・リーグ西地区のライバル同士。警告試合になった一戦で留飲を下げた。
「試合前にそれ(2年前の死球)について話していたんだ。ジョークを言っていたんだよ。そして打席に立って手に当たったんだ。大丈夫だよ。痣ができたけど大丈夫だ」
昨季、打率.290、24本塁打をマークした35歳の三塁手は今季のオープン戦も打率.417と好調。1988年以来の悲願の世界一へ、ターナーの好調ぶりは心強い限りだ。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)