鷹・松田宣、今季初の熱男は「TVの前の皆さんのために」 無観客試合で豪快1号
「遠征に出る前にPayPayで打てて良かった」
■ソフトバンク 5-3 ヤクルト(オープン戦・5日・PayPayドーム)
ソフトバンクの松田宣浩内野手が5日、オープン戦1号を放った。ヤクルト戦の2回、先発のイノーア投手からライトスタンドへ豪快なソロ弾。中継用のテレビカメラに向かって『熱男』ポーズを披露した。
松田が「速い球に素直にバットが出た」という一発は、自身にとってオープン戦初。お決まりの「熱男」ポーズは、無人のライトスタンドに向かってではなく、中継用のテレビカメラの前で決めた。「テレビの前の皆さんのためにやろうと決めていたし、遠征に出る前にPayPay(ドーム)で打てて良かった。その後の2つの四球も良かったしね」と振り返った。
「今年はたくさんヒットを打ちたいし、ヒットの延長がホームランだと思っている。今日みたいに強い打球を打てるようにしたい。あとはセンターから左中間の方にもう1本打ってから開幕を迎えたい」。目標に掲げる3年連続30本塁打に向けての“リハーサル弾”に意欲を示していた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)