長嶋茂雄氏が地元佐倉市で始球式へ 栄光の「3」も披露
「長嶋茂雄記念岩名球場」に来場
地元佐倉市出身のミスターが栄光の背番号3のユニフォームで始球式に登場する。
巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(81)が4日、千葉・佐倉市の「長嶋茂雄記念岩名球場」で午後1時から行われるイースタン・巨人-ロッテ戦に来場することになった。同球場は総工費5億4000万円をかけ、スコアボードの動画化、車いす席などのバリアフリー化や、ダグアウト、ベンチなどの設備を一新しており、リニューアルオープンを記念してのもの。新なスポーツ文化の創造拠点として、未来を担う子供たちへ、将来の夢や希望をもって、活躍できるよう応援する取り組みでもある。
長嶋氏は毎年野球教室で岩名球場を訪れている。球場の展示室内では長嶋氏のブロンズ像「華」(はな)の除幕式も予定され、国歌独唱は千葉県出身の歌手・荻野目洋子さん(48)。収容人員5000人の球場には地元の少年野球チームのメンバーらも多数来場予定で、チケットは完売している。2013年に国民栄誉賞を受賞した長嶋氏は同年に佐倉市民栄誉賞に輝き、7月12日に岩名球場で授与式が行われ、球場名も「長嶋茂雄記念岩名球場」と改称された。
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細野能功●文 text by Yoshinori Hosono