アストロズは「痛々しいほど無神経」 KYすぎる優勝記念イベントに周囲は唖然

昨季のア・リーグを制したアストロズ【写真:Getty Images】
昨季のア・リーグを制したアストロズ【写真:Getty Images】

米メディアも痛烈批判「早くみんなが忘れればいいのにと思っているだけ」

 サイン盗み騒動が収まりそうにないアストロズ。その騒動の火に油を注ぐようなイベントが実施される。アストロズが3月27日(日本時間28日)の本拠地エンゼルス戦で昨季のア・リーグ優勝リングセレモニーを行うと報じた。

 アストロズの2017年のサイン盗みには処分が下され、スプリングトレーニングの始まりにはホセ・アルトゥーベ内野手やアレックス・ブレグマン内野手らが出席した謝罪会見も行われた。しかし、ワールドシリーズ制覇のチャンピオンリングを返還しないこと、選手に処罰がないこと、なにより自発的に謝罪する選手がいなかったことなど批判の種は多くあった。その中でセレモニー。昨季のリーグ優勝を祝してのイベントだが、周囲の批判は避けられなさそうだ。記事は痛烈な批判を浴びせている。

「アストロズは、見ていて痛々しいほど無神経な球団だ。このオフシーズンのサイン盗みに対しての醜い反応を見ても、チームの誰もサイン盗みに関して全く悪いと思っていないということが明らかだ。見つかってしまったことが不満で、早くみんなが忘れればいいのにと思っているだけだ」

 米テレビ局「CBSスポーツ」は公式ツイッターで、来場者にア・リーグチャンピオンのトロフィーのレプリカがプレセントされると報じた。これにはファンも呆れた様子。「この球団は、よくもこんなに空気が読めないな」、「リングの形はアスタリスク?」、「2位というのは1番目の敗者だ」、「インチキ野郎どもが!」、「ゴミ箱のレプリカを配れば?」、「あのオーナーのアイデアか?」と非難轟々だ。

 元ロッテのマイク・ボルシンガー投手はサイン盗みで人生を変えられたとして球団を訴えているが、訴訟まで行かずとも涙を流した選手や関係者は少なくないだろう。一方でアストロズ側の“態度”がこれでは、情状酌量の余地もない。

(Full-Count編集部)

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