鳥谷敬はパドレスの補強ポイントに合致? 「2つの必要性を満たす」
地元紙が特集、「1番打者」「ショート」を埋められる存在
阪神から海外FA権を行使した鳥谷敬内野手が、獲得に興味を示していると報じられているパドレスに移籍した場合、「1番打者」「ショート」と2つの補強ポイントを埋めることができる存在になると、米メディアに期待されている。地元紙ユニオン・トリビューンが「鳥谷がパドレスの2つの必要性を満たすだろう」と特集している。
パドレスは、遊撃手の先発1番手を25歳のアレクセイ・アマリスタが務める現状に満足していると主張している。だが、クリント・バームス内野手がそのバックアップとなっている現状において、チームは他のオプションの獲得の可能性を放棄したわけではないという。
ベネズエラ出身のアマリスタは、今季148試合に出場し、打率2割3分9厘、5本塁打、40打点という成績だった。そして、オフになってパイレーツからFAで加入したバームスが、現時点では遊撃手の2番手。今季は48試合出場で、打率2割4分5厘、0本塁打、7打点となっている。
記事では「ブルージェイズとパドレスからオファーを受けているという33歳の日本の遊撃手、鳥谷敬が(遊撃手の)1つの可能性となっている」と報じている。ブルージェイズのアレックス・アンソポウロスGMは、すでに鳥谷に対する興味を公言しているが、パドレス側は現時点でコメントを出していないという。
「このフリーエージェントはパドレスの2つの穴を埋める可能性がある。頼れる経験豊富なショートの守備と、そして、左打ちの正当なリードオフバットだ」