前田健太、4回零封6Kの圧巻投球 バルデリ監督も絶賛の嵐「見ていて楽しい」
2回には3つのアウト全てを三振で奪うなどレッドソックス打線を封じる
■Rソックス 7-6 ツインズ(オープン戦・日本時間9日・フォートマイヤーズ)
ツインズの前田健太投手が8日(日本時間9日)、レッドソックスとのオープン戦に先発し、4回を投げて2安打無失点、6奪三振と圧巻のピッチングを披露した。この好投に、ロッコ・バルデリ監督も賛辞を惜しまなかった。
初回、ピラー、デバース、JD・マルティネスとレッドソックスの主力をあっさり3者凡退に打ち取った前田。2回にはモアランドにこそ単打を浴びたが、アウト3つは全て三振で奪った。4回にも2つの三振を奪うと、この回で降板。4回を投げて2安打無失点6奪三振と好投し、オープン戦防御率は2.08となった。
トレードにより、ドジャースからツインズへと移籍して迎えた2020年のスプリングトレーニング。オープン戦で貫禄の好投を続ける右腕に、バルデリ監督も絶賛の嵐。地元ラジオ局「SKORノース」は「今日の彼は、全球驚くほどうまく制球していた。彼が直球を(うまく)制球出来たからこそ、他の全ての球をかなり生かすことができた。見ていて楽しい。素晴らしい時のケンタとはどういうものかを、今日見させてもらった」とする指揮官のコメントを伝えていた。