元燕カラシティがTJ手術へ 米記者に広がる落胆「これは悪い知らせ」
オープン戦5試合に登板「非常に良い投球をしていた」
ジャイアンツに在籍する元ヤクルトのマット・カラシティ投手が、右肘の内側側副靭帯の再建手術(トミー・ジョン手術)を受けることが決まった。ジャイアンツが球団公式ツイッターで発表した。
ジャイアンツはツイッターで「右腕のマット・カラシティは明日サンフランシスコでトミー・ジョン手術を受けることになります。執刀医はケン・アキズキ博士となります。カラシティは彼の最後の登板となった火曜日のクリーブランド戦で肘を負傷しました」と正式に発表。これを受けて地元メディアの記者たちに悲しみが広がった。
米テレビ局「NBCスポーツ」のアレックス・パブロビッチ氏は「マット・カラシティがTJ手術を明日受けることをジャイアンツが発表。この右腕は非常に良い投球をしていた。ブルペンの枠を勝ち取るチャンスがあった」とツイート。地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」のジャイアンツ番ヘンリー・シュールマン記者は自身のツイッターで「これは悪い知らせだ。サンフランシスコ・ジャイアンツの救援候補だったマット・カラシティがTJ手術を受ける。インディアンス戦で負傷した。彼には将来性があった」と嘆いた。
米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」もカラシティの手術をレポート。ここまでオープン戦5試合に登板していた右腕について「1月にジャイアンツとマイナー契約を結んだあと、カラシティは球団のブルペンの座を勝ち取ることを目指してキャンプにやってきた。少なくとも1年間は、不運にもそれが彼にとっての最後の登板となることだろう。なぜならカラシティには12~14か月の休養期間が待っているからだ」と伝えていた。
(Full-Count編集部)