623日ぶり勝利で「自信」 日ハム斎藤佑、29歳初先発で今季2勝目へ
セ打率トップの広島相手に先発、「少しでも長いイニングを…」
日本ハムの斎藤佑樹投手が7日、本拠地での広島戦に先発する。
前回登板した5月31日のDeNA戦では6回途中5安打1失点と好投し、623日ぶりの勝利を挙げた。結果が伴ったことで「自信になるし、気持ちが少し楽にいけるかなと思います」と新たな気持で2勝目に挑む。
自身の誕生日だった6日は札幌ドームのブルペンで30球ほどを投げて最終調整。「感じは悪くないです」と状態の良さを維持している。
29歳になって初めての登板。相手はセ・リーグトップのチーム打率を誇る広島だ。
「相手よりも自分自身がちゃんとピッチングできるように準備するだけ。6連戦なので中継ぎの負担を考えて1イニングでも多く投げることが大事。ただ、先を考えるといろいろと難しくなるので、1イニング1イニングやっていく中で、少しでも長いイニングを投げられるように」
2勝目を狙う右腕は自分に聞かせるように話した。
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石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa