田中将大、東日本大震災から9年にコメント「復興に向けてできることを続けていきたい」
9年の月日が経ち「経過とともに、発信し続けていくことの大切さを実感」
ヤンキースの田中将大投手が、東日本大震災発生から9年が経過したことを受け、コメントを発表した。
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東日本大震災から9年が経ちました。
改めまして、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
あれから9年。
過去の出来事は、どうしても風化していってしまいます。
月日の経過とともに、発信し続けていくことの大切さを実感しています。
今なお多くの方々が避難生活を強いられていると聞き、
その想いは一層強まるばかりです。
その地域やひとりひとりによって状況は違うと思いますが、
少しでも力になれるよう、
復興に向けてできることを続けていきたいと思っています。
ニューヨーク・ヤンキース
田中将大
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田中は2006年の高校生ドラフト1巡目で楽天に入団。2014年にポスティングシステム(入札制度)でヤンキースに移籍するまで、仙台で生活した。震災から2年後の2013年には、24勝0敗1セーブという驚異的な成績を残し、楽天の球団史上初の日本一に大きく貢献。ヤンキース入団後もオフは毎年、自主トレなどで東北地方を訪れている。
今季でメジャー7年目を迎える田中はヤンキースのローテーションの柱としての活躍が期待される。
(Full-Count編集部)