日ハム4連敗、斎藤佑が5失点KO 栗山監督、降板後に声は…「かけません」
敗戦に「申し訳ない」、斎藤佑は「ボールは悪くは見えなかったけれど…」
日本ハムは7日、本拠地での広島戦に3-8で敗れ、4連敗を喫した。先発の斎藤佑樹投手が3回0/3を8安打5失点と炎上し今季2敗目(1勝)。打線は5月の月間MVPに輝いたブランドン・レアード内野手が2本のタイムリーを放ったが、打線は5回以降は3イニング連続3者凡退と反撃できなかった。
栗山英樹監督は、前回登板で623日ぶりの白星を挙げていた斎藤佑について「ボールは悪く見えなかった」としつつ「考えなきゃいけないことがいっぱいある」と指摘。降板後は声をかけなかったことを明かした。
――4連敗となったが、今日の試合を振り返って。
「申し訳ありません」
――斎藤投手の投球内容について。
「ボールは悪くは見えなかったけれど、考えなきゃいけないことがいっぱいあると思う」
――課題を挙げるとすると。
「バッターにどう投げていくのかという考え方が自分の中でいろいろあると思うので、その辺はしっかり話します」
――降板後、声をかけたか。
「いえ、今日はかけません」
――玉井投手が無失点で次につながる投球を見せた。
「うん、頑張りました」
――月間MVPを獲得したレアード選手が2打点。
「集中力もあるし、状態をキープできている」
――明日は浦野投手が先発するが、何を期待するか。
「少し疲れもあったと思うので、間を空けたので、浦野らしくしっかり投げてくれると信じています」
――明日も広島と対戦する。
「本当に相手がどうのこうのと言っている時ではないので、一つみんなで全力で取りに行かないと。しっかり取りに行きます」
【了】
石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa