巨人12連敗、韓国でも注目集まる 国内強豪と比較「随一の球団が急激に失墜」
KBOで低迷のサムスンと並べ「韓国と日本で最も誉れ高い球団が失墜」
巨人が球団のワースト記録を更新する12連敗を喫していることについて、隣国の韓国からも注目が集まっている。韓国紙「東亜日報」電子版は「韓国と日本で最も誉れ高い球団が失墜」とのタイトルで特集記事を掲載した。
巨人は7日の西武戦に0-3で敗れ、5月25日の阪神戦から始まった連敗はついに「12」となった。長嶋茂雄監督時代の1975年の11連敗を超え、球団ワースト記録を更新。創設83年目で初の屈辱を味わっている。
「東亜日報」は「サムスン・ライオンズとヨミウリ・ジャイアンツ――かつて韓国と日本でそれぞれ随一の名門だったプロ野球球団――が急激に失墜している」と言及。NPBで苦しむ巨人と、KBOで低迷するサムスンという2つの名門を重ね合わせている。
記事では、2011年から韓国シリーズを4連覇したサムスンが、昨年は10球団中9位、今年は最下位と低迷していることを指摘。勝率4割以下で、首位の起亜タイガースとは16ゲーム差を離されているという。