オリオールズ昨季35発の27歳が大腸がん手術 復帰へ意欲「愛する野球をまたプレー」
8日にはマンシーニが「野球とは関係ない医療処置を受けた」と報じられていた
3年連続で20本塁打以上をマークしたオリオールズの主軸、トレイ・マンシーニ外野手が大腸がんの手術を受けたことが12日(日本時間13日)わかった。復帰までの予定は翌週になるまでわからないとしている。球団が声明を発表した。
オリオールズはマンシーニの大腸がん手術を受けた。「トレイ・マンシーニは今日、結腸の悪性腫瘍摘出手術を受けました。腫瘍は先週、結腸内視鏡検査で発見されました。検査結果とトレイの回復予定は来週まで分かりません。その間、トレイと家族はプライバシーの尊重を希望しています」と声明を発表。
マンシーニも「皆様からのたくさんの愛と支援により、この極めて辛い週がずっと良いものになりました。私には最高の家族、友人、ファン、チームメートがいます。私を支援してくださったオリオールズのフロントオフィス、トレーナー、医療スタッフに心から感謝します。祈りを捧げてくださった皆様に感謝します。愛する野球をまたプレーすることが更に楽しみになりました」とコメントを発表し、復帰へ向け意欲的な態度を示した。
7日(同8日)にはマンシーニが「野球とは関係ない医療処置を受けた」と複数の米メディアに報じられていたが、どうやら大腸がんが起因となっていたようだ。マンシーニは16年にオリオールズでメジャーデビューを果たした27歳。17年から昨季までの3年連続で20本塁打以上をマークするなど打線を牽引する存在だった。昨季は154試合に出場し35本塁打97打点、打率.291と充実のシーズンを過ごしていた。まだまだ今後の活躍が期待される27歳なだけに早期の復帰が待ち望まれる。
(Full-Count編集部)