日ハム、13連敗の巨人に敗れ6連敗 栗山監督「なかなか流れを作れない」
大田、公文の活躍を称えるも…「しっかりやっていきます」
日本ハムは9日、本拠地での巨人戦に1-2で敗れ、6連敗を喫した。球団ワースト記録を更新する13連敗中だった巨人に敗戦。相手先発マイコラスに8回5安打1失点10奪三振の快投を許し、8回途中2失点と好投した高梨を援護できなかった。
試合後、栗山英樹監督は厳しい表情。古巣相手に活躍した大田、公文を称えながらも「なかなか流れを作れない」と悔しさを滲ませた。
――1点差で惜しい試合だった。
「本当にそうとしか言いようがないですね」
――マイコラス投手から1点しか奪えなかった。
「いいピッチャーだということはわかっている。何点取るかではなく、取られた以上に取れなかったということ」
――大田選手、公文選手が古巣を相手にいい仕事をした。
「(大田)泰示にしても、公文にしても、いろんな思いがあると思う。チームが変わって良かったと思って欲しいし。それとは別に勝つためにやっているので」
――松本選手がタイムリーを打った。
「剛らしさが最近出ている。良く打ってくれたと思います」
――先発の高梨投手は2失点と粘りの投球。
「途中から自分のペースをつかめていたし、まだまだ良くなる。前に進んでいると思います」
――9回ビハインドの場面で増井投手を投入した。
「目一杯いくしかないので。ビハインドもリードも同じものなので、試合に勝つために」
――明日の試合に向けて。
「本当に明日が最後の試合だと思って毎試合やっている。なかなか流れを作れないので、しっかりやっていきます」
【了】
石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa