「落合GM体制」は成功か、失敗か 真価が問われる今後の中日

2014年は2年連続でBクラスに

「落合GM体制」は成功だったのか、失敗だったのか。

 2013年の10月に就任が決まり、GMとして初めて迎えた14年シーズン。チームは67勝73敗4分けで4位に終わり、2年連続となるBクラスに沈んだ。就任会見で「優勝するチームを作らなければ、やる意味がない」と抱負を語っていただけに、結果に物足りさを感じる人も多いのではないだろうか。

 最初のオフ。編成に関する全権を託されたGMの動きは少なかった。トライアウトで前ロッテの工藤隆人を獲得。戦力外となっていた川上憲伸と再契約し、ドラフトでは又吉克樹、祖父江大輔らを指名した。

 外国人は育成含めエルナンデスら4選手と契約。FAでは小笠原道大の獲得に成功したが、中田賢一がソフトバンクに移籍した。小粒な印象のある補強面よりも、話題となったのは井端弘和が退団するなど、推定で8億円を超えた選手の年俸カットだった。

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