右手首付近に死球直撃のスタントン、骨に異常なし マ軍監督「良いニュース」
初回に打球直撃で交代、イチローが急きょ出場
マーリンズの主砲ジャンカルロ・スタントン外野手が10日(日本時間11日)の敵地パイレーツ戦でアクシデントに見舞われた。初回の第1打席で、相手先発ウィリアムズが投じた5球目が右手首付近を直撃。苦しそうに顔をゆがめ、そのままベンチへと退いた。これによりイチローが急きょ、代走で出場する事態となった。
米メディアはスタントンがレントゲン検査を受けたことなどを速報。骨に異常はなく、マッティングリー監督も試合後、地元メディアの取材に「数日か、もしかしたら1日でプレーできるようになるかもしれない」、「骨折はしていないというのは良いニュースだ」とコメントした。
また地元紙「サン・センティネル」のティム・ヒーリー記者は自身のツイッターで本人の様子を速報。スタントンは「手がマヒして、力が入らないような(右手首に)変な感覚があった。壊れてなくて良かった」と話している。
急きょ出場したイチローは4打数1安打。マーリンズは初回に3点を奪うなど中盤まで主導権を握ったが、終盤に逆転を許し、6-7で敗れた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count