ブルージェイズは鳥谷敬に1年契約提示も 条件面で隔たりか?
「リスクが低い1年契約で彼を獲得する必要があるだろう」と地元メディア
阪神から海外FA権を行使した鳥谷敬内野手に興味を示すブルージェイズが、1年契約を提示する可能性が高いことを地元メディアが報じた。メジャー移籍を目指す“鉄人”だが、希望する条件とは大きな隔たりがあり、現時点では正式オファーが出ていないとも伝えられている。
ブルージェイズは正二塁手候補として鳥谷の獲得を狙っているとされている。ただ、カナダの地元メディア「スポーツネット」は、現状について以下のように説明している。
「ブルージェイズは依然としてフリーエージェントの内野手、タカシ・トリタニに興味を持ち続けているが、限られた予算を考えると、リスクが低い1年契約で彼を獲得する必要があるだろう。トリタニの代理人、スコット・ボラスは確実により高い条件(での契約)を目指している」
球団から高額の契約を引き出すことから“吸血鬼”の異名を持つボラス氏は、長期契約を嫌うブルージェイズの方針について、苦言を呈したこともある。1年契約で納得するわけはなく、交渉は難航している可能性が高い。