NPBの新型コロナ対応策に鷹サファテら難色 日程通りの練習試合開催に「良くない」
ペナントレースの試合日程通りに練習試合開催、遠征も予定通り
新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期となったプロ野球。無観客で行われたオープン戦は15日に終了し、ここからは各球団は練習試合を戦いながら、新たな開幕に向けて準備していくことになる。
新たな開幕日はまだ決まっていない。各球団は当初組まれていたペナントレースの試合日程と同じカードで練習試合を戦う。選手のコンディションや移動などを考慮し、両球団の話し合いによって試合数の減少などは都度、行われることになるが、遠征などは当初の日程通りとなる。
この対応に不満を示したのがソフトバンクのデニス・サファテ投手とリック・バンデンハーク投手だ。
サファテは自身のツイッターで「これは本当に良くないアイデアだ。チームはそれぞれの街に止まってプレーすべき。移動すれば、1人の選手がウイルスを他のチームの選手に広める可能性がある。それがMLBが全てを中止にした理由だ」とし、遠征を強いるNPBの対応に難色を示した。
これに呼応するかのように、バンデンハークも「自分たちの街に留まり、プレーすべきだ。遠征や混雑した公共の場所は避けるべき。人々の健康は最も重要で最優先されるもの」とコメントし、サファテの意見に同調した。無観客のまま遠征も行いつつ練習試合を行うNPBの決定に、助っ人たちは違和感を感じているようだ。
(Full-Count編集部)