秋山翔吾は「前評判通り」の打撃技術と出塁率 MLB公式「重要な役割を果たす」
オープン戦9試合で26打数9安打の打率.346、0本塁打、1打点をマークした秋山
西武からレッズにFA移籍した秋山翔吾外野手はオープン戦で9試合に出場し打率.346の成績を残しメジャーでも巧打を見せつけている。開幕が延期となり秋山のデビュー戦も当分の間、お預けなったがMLB公式サイトは「アキヤマは前評判通り」と評価している。
秋山はオープン戦で主に1番として出場し、9試合で26打数9安打の打率.346、0本塁打、1打点をマーク。外野の守備でも軽快な動きを見せるなどチームから走攻守で大きな期待を受けていた。
新型コロナウイルスの影響でスプリングトレーニング、オープン戦が中止、開幕も延期となったが、MLB公式サイトは「レッズのスプリングトレーニングで分かった5つのこと」を特集。5つの項目の中には秋山の名前も挙がっており「アキヤマは評判通り」と、ここまでの実戦を振り返り、日本人ルーキーに合格点を与えている。
西武時代から高い出塁率を誇り、広角に打てる打撃技術がメジャーでも通用していることを言及し「ショウゴ・アキヤマのコンタクト能力と出塁する能力は前評判通りであり、2020年のレッズ打線が得点する機会を中軸に与えることへ重要な役割を果たすだろう」と絶賛。
メジャーリーグ機構は16日(日本時間17日)に、当初の26日から最低でも2週間は遅れるとしていた開幕をさらに延期することを発表。思わぬ形でメジャーデビューが遅れることになったが、米国からも大きな評価を受ける秋山の開幕を誰もが待ち望んでいる。
(Full-Count編集部)