イチローは“メジャー史上最強チーム”に不可欠? 唯一無二の存在を米メディアが推薦
「このチームを超えてみるがいい」記者の“挑戦状”に対して回答集まる
MLBが開幕延期となり、スプリングトレーニングも中断、オープン戦も中止で、時間を持て余しているのは選手だけではない。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のマーク・クレイグ記者も同様のようで、ある“挑戦状”を自身のツイッターに叩きつけた。
クレイグ記者は「手持ち無沙汰にならないための手段 野球の試合で絶対勝てるラインナップを組んで見せよ。このチームを超えてみるがいい」と自身が考えた最強打線を投稿した。「2番・右翼」に元祖二刀流の“神様”ベーブ・ルース氏、「3番・中堅」にはエンゼルスのマイク・トラウト外野手を据え、4番には1920~30年代にかけてヤンキースで活躍した名一塁手ルー・ゲーリック氏を並べた。
この「絶対勝てるラインナップ」に多くの人が反応。テキサス州の地元局「KLST TV」のスポーツディレクターであるマット・ロック氏は、ベーブ・ルース氏を外して、代わりにイチロー氏を「1番・右翼」に据えた。さらにトラウトを2番に、4番には元フィリーズで20本塁打20盗塁を3度達成したジミー・ロリンズ氏を置いた。
これには記者だけでなく、ツインズ傘下3Aロチェスターのコーディ・アッシー内野手も参戦。先頭打者にはメジャー通算732本塁打のバリー・ボンズ氏、3番には昨季45本塁打のトラウト、4番にはメジャー通算656本塁打のエンゼルス、アルバート・プホルス内野手と重量級の打線を作った。その間に挟まれた2番がイチロー氏だった。
ファンたちも、右翼手にイチロー氏を推す人が多数出現。日米通算4367安打、シーズン最多262安打、そして2007年のオールスターでランニングホームランを達成した足も、守備力もある。数多いメジャーのスラッガーだけでなく、イチロー氏のような選手が最強打線には欠かせないようだ。
(Full-Count編集部)