阪神藤浪、オリ2軍相手に3回5安打1失点 最速157キロも育成に連打浴びるなど課題

6回から3番手としてマウンドに上がった阪神・藤浪晋太郎【写真:橋本健吾】
6回から3番手としてマウンドに上がった阪神・藤浪晋太郎【写真:橋本健吾】

立ち上がりに育成・大下に右前適時打を浴びいきなり失点

 阪神の藤浪晋太郎投手が18日、オリックス2軍との練習試合(オセアンBS)に登板。6回から3番手としてマウンドに上がり3イニングを5安打1失点。この日の最速は157キロだった。

 藤浪の出番は1点ビハインドの6回。先頭の西野にフルカウントから四球を与えると、1死二塁から育成の大下に右前適時打を浴び失点。続く育成・佐藤優に右前打を許したが育成・比屋根を空振り三振、育成・稲富を左飛に抑えこの回1失点。

 7回は先頭の小島を空振り三振、続く山足には152キロの直球を右前に運ばれ犠打で2死二塁のピンチを招く。それでも最後は西野をスライダーで空振り三振に仕留め無失点で切り抜けた。

 8回は杉本を遊ゴロ、大下をスライダーで空振り三振に仕留めるも育成・佐藤優、育成・比屋根に連打を浴び2死一、三塁。稲富には中堅へ強烈なライナーを浴びたが、江越がダイビングキャッチを見せ何とか無失点に抑えた。

 先頭打者の出塁、カウントを悪くしてから甘く入った球を痛打される場面もあり課題も残ったマウンドとなった。阪神の開幕ローテは西勇、青柳、高橋、新助っ人のガンケルが決定的。藤浪は残る2枠を秋山、中田らと争うことになる。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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