イチロー5戦連続安打でジーター氏抜く 米メディア「交流戦のヒットキングに」
代打で投前内野安打、交流戦歴代単独1位の通算365安打に
マーリンズのイチロー外野手は14日(日本時間15日)、本拠地でのアスレチックス戦に代打で出場し、投前内野安打を放った。今季初の5試合連続安打でメジャー通算3048安打とし、歴代24位ロッド・カルー(3053本)まで残り5本。また、インターリーグ(交流戦)で通算365安打とし、デレク・ジータ―氏を抜いて交流戦歴代単独1位に浮上した。
イチローは3点リードの5回1死一、二塁の場面で右腕ベアクロウの代打で登場。1ボール2ストライクから右腕アクスフォードのカーブを打つと、三塁方向への弱いゴロに。イチローは俊足を飛ばして一塁を駆け抜け、処理したアクスフォードは一塁へ投げることができなかった。
投前内野安打でインターリーグ(交流戦)で通算365安打とし、前日に並んでいたジーター氏を抜いて歴代単独1位に浮上。マーリンズの公式ツイッターは「イチローがインターリーグ365安打として、歴代トップに浮上した」と速報した。米CBSスポーツも「イチローが内野安打で交流戦のヒットキングになった」と伝えた。
満塁としたマーリンズは続くゴードンの犠飛でこの回2得点目。6、7回にも1点ずつを追加し、11-6で勝利した。イチローは守備にはつかず交代した。
前日に打率2割台(.207)に乗せていたイチローは、これで打率.217に。カルー(3053本)までも、いよいよ残り5本に迫った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count