イチロー氏のヤ軍電撃トレードに再脚光 ピンストライプ姿は「間違っている」!?
米メディアが特集「シアトルのファンは確実に涙を流したはずだ」
マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏は、21日で現役引退からちょうど1年を迎える。そんなイチロー氏の2012年のマリナーズからヤンキースへの電撃トレードが再び注目を集めている。米メディア「スポーツ・イラストレイテッド」が「他のユニホームでは『間違っている』ように見えた25人のアスリート」を紹介し、イチロー氏が登場しているのだ。
2001年にポスティングシステム(入札制度)を利用してマリナーズに加入すると、1年目からMVPと新人王のダブル受賞の活躍でマリナーズのメジャー記録に並ぶシーズン116勝でのア・リーグ西地区優勝に貢献し、地元ファンの心を掴んだイチロー氏。その後は2004年にメジャー記録となるシーズン262安打をマーク、10年連続200安打を達成するなどチームの顔として12年目のシーズンを迎えていた。
そんな中、2012年7月23日に発表された電撃トレードは日米の野球ファンを驚かせた。記事では「ヤンキースは、ピンストライプは誰にでも良く似合うと考えたいだろう。しかしシアトルのファンは、イチローがマリナーズを離れた後に確実に涙を流したはずだ」と当時の衝撃を振り返っている。しかし、マーリンズを経て2018年にマリナーズに復帰したイチロー氏は、現在でも会長付特別補佐兼インストラクターとしてチームを支えている。
MLBからは、そのほかにケン・グリフィーJr.氏(ホワイトソックス)、ピート・ローズ氏(エクスポズ)、ウィリー・メイズ氏(メッツ)、マニー・ラミレス氏(レイズ)らが選出されている。