鷹の次なる“育成の星”? 渡邉雄が1軍合流、尾形&リチャードら“神ドラフト組”同期
工藤監督は練習試合での登板を示唆「こっちで投げさせてみよう」
ソフトバンクの育成選手の渡邉雄大投手が20日、練習試合ロッテ戦から1軍に合流した。
ファームで好投を続けてきた3年目の育成左腕。17日の西部ガスとの練習試合でも無失点投球をみせ、この日、PayPayドームで行われた試合前練習から1軍に合流した。工藤公康監督は「下のコーチからも、いいという報告は受けていたので、こっちで投げさせてみようと。今日から合流です」と説明。練習試合で登板のチャンスを与えることを示唆していた。
渡邉雄は2017年の育成ドラフト6巡目でBCリーグの新潟から入団した左腕。育成ドラフトの同期が先日、支配下に昇格したばかりの尾形崇斗投手、砂川リチャード内野手。この年は1巡目の尾形、2巡目の周東佑京内野手、3巡目のリチャード、4巡目の大竹耕太郎投手と4人が支配下に昇格し“神ドラフト”とも言われる。渡邉雄はチャンスを生かし、5人目の昇格切符を手にすることができるか。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)