ヤクルト村上が今季“初打点” 虎助っ人エドワーズから弾丸適時三塁打を放つ
今季は下半身のコンディション不良で出遅れ、10日に1軍合流した
ヤクルトの村上宗隆内野手が20日、神宮球場で行われた阪神とのオープン戦に「4番・三塁」で出場。5回の第3打席で、“今季初打点”となる右中間適時三塁打を放った。下半身のコンディションで出遅れた20歳はオープン戦打率.083と不振だったが、ついにお目覚めだ。
2点リードの5回2死一塁、村上は阪神の新助っ人エドワーズの初球147キロを迷わず叩いた。打球は弾丸ライナーで右中間へ。一塁走者の宮本が生還した。
昨季10代では史上最多の36本塁打を放った村上だが、今季は下半身のコンディション不良で出遅れ。オープン戦の成績は12打数1安打、打率.083と快音が聞かれなかった。この日も第1打席は中飛、第2打席は捕邪飛に倒れたが、第3打席で結果を残した。
バレンティンが抜けた今季、大砲村上にかかる期待は高い。20歳の長距離砲が、復調への一歩を記した。