阪神、マテオ乱調&松田満塁被弾で8回に一挙6失点 交流戦勝率1位が消滅

今季安定のブルペンがまさかの炎上、4回に2点差を追いつくも…

 阪神は17日、本拠地での楽天戦に2-8で敗れた。4回に2点差を追いついたが、8回に登板したマテオ、松田が炎上。一挙6失点で突き放された。阪神はこれで交流戦勝率1位の可能性が消滅した。

 阪神先発の青柳は初回、2四球で1死位置、二塁とピンチを背負い、ウィーラーにセンター前へのタイムリーを浴びる。さらに、3回は2死からヒット2本と死球で満塁とされ、銀次のセカンド内野安打で2失点目。二塁から一気に本塁を狙った岡島はアウトとなった。

 阪神が反撃したのは4回。北條、高山の連打で無死一、二塁とする。福留はニゴロで1死ニ、三塁に。ここで中谷がセンターへタイムリーを放ち1点差。鳥谷が三飛に倒れた後、原口のタイムリーツーベースで同点に追いついた。

 青柳は代打を送られ、5回4安打2失点で降板。2番手・岩崎は6回に1死一、ニ塁とピンチを背負うも、島内を空振り三振、藤田を右飛に仕留めて無失点。7回は四球とヒットで無死一、二塁とされるも、ここで登板した桑原が三好、ペゲーロ、岡島を3者連続空振り三振と圧巻の投球で火消しした。

 しかし、8回、4番手マテオが先頭ウィーラーに四球を与えると、二盗を許す。1死から島内にレフトへのタイムリースリーベースを浴びて勝ち越された。さらに、2死一、三塁となってから原口の失策で追加点を献上。ここで松田がマウンドに上がるも、満塁となってからペゲーロに満塁弾を浴びた。

 今季安定しているブルペンが炎上するまさかの展開で一挙6失点。このまま2-8で敗れ、交流戦勝率1位の可能性が消滅した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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