西武松坂、復帰4戦目で初勝利「収穫はあった」今季最長5回5四死球4失点
松坂は日本ハム戦で5回2奪三振4四球1死球、4安打4失点だった
西武の松坂大輔投手は22日、日本ハムとの練習試合(メットライフ)で先発し、今季最長5回4安打4失点。4四球1死球と制球面に課題を残したが、打線の強力援護があり、復帰後初勝利を挙げた。
西武復帰後初のパ・リーグ相手の実戦登板。この日はワインドアップを封印して、ノーワインドアップから投球した。初回は無失点と上々の立ち上がりを見せたが、2回に崩れた。先頭・王柏融の右前打から制球を乱し、2死満塁から松本に押し出し四球を献上。大田、近藤の適時打で一挙3失点した。3回は3者凡退。4回は先頭・石井の四球と二盗で無死二塁とされ、鶴岡の左前適時打で失点した。5回は3者凡退。復帰4度目の登板は走者を置いてからの投球で制球を乱した。
チームは山川が4回に左中間ソロを放つなど14安打9得点。大量援護に守られての復帰後初勝利となった。松坂は「今日の一番のメインの課題は球数を投げること、そしてイニングスを投げることでした。5回を投げられたのはよかったと思います。前回の登板に比べてカットボール、チェンジアップと安定して投げることができた。2回に失点しましたが、もっと試合の序盤から4回、5回のようないい感じで脱力ができている投球をしていきたいです。今回は本来の開幕シリーズの相手でしたが、練習試合なので色々と試しながら投げました。収穫はあったと思います」とコメントした。
これまで松坂は2月25日の韓国プロ野球・斗山との練習試合で1回4安打2失点。3月8日の広島とのオープン戦(マツダ)で3回4安打2失点、同15日のヤクルトとのオープン戦(メットライフ)で3回1安打無失点だった。この日が復帰4度目の登板だった。
(Full-Count編集部)