巨人が初の交流戦最下位を免れる “敗戦直前”で亀井が涙の劇的サヨナラ弾
延長12回にスクイズで勝ち越されるも…その裏に逆転して勝利
巨人は18日、交流戦最終戦の本拠地ロッテ戦で延長12回の熱戦の末にロッテに劇的サヨナラ勝利。亀井の涙のサヨナラ弾で7-5で勝ち、交流戦初の最下位を免れた。
4回までに阿部の2連発などで3点を先制。阿部は通算383本塁打として、王貞治氏の868本、長嶋茂雄氏の444本に次いで、原辰徳前監督を一気に超える巨人歴代単独3位に浮上した。
しかし、5回に犠飛で1点を返さえると、阿部は6回に打席で右膝を痛めて途中交代。すると、8回にマシソンが鈴木に2ランを浴び、同点に追いつかれた。
迎えた延長12回、ロッテは森福から1死一、三塁とチャンスを作る。巨人はここで高木勇をマウンドに送るが、柿沼がスクイズ。高木勇の失策でサントスが生還し、1点を勝ち越した。さらに、大嶺翔の押し出し四球で貴重な追加点を奪った。
しかし、巨人はその裏に坂本の適時打で1点を返す。さらに、2打席連続でマギー敬遠の後に凡退していた亀井が打席へ。またもマギーが敬遠された後の打席だったが、「3度目の正直」で劇的サヨナラ3ラン。負ければ交流戦初の最下位に沈むところだったが、7-5で勝利した。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count