交流戦MVP最有力候補は? ホークス柳田、2度目受賞なら史上初の快挙
交流戦史上初の3年連続頂点に立ったソフトバンク
5月30日に始まり、各球団18試合ずつを戦い抜いた交流戦は、ソフトバンクの3年連続最高勝率という結果になった。18日の広島対ソフトバンク戦(マツダ)は、勝ったチームが交流戦最高勝率となる、ファンにとってはなんとも堪らない展開に。最終戦の直接対決に勝ったソフトバンクは12勝6敗とし、勝敗では広島と並んだものの、直接対決に勝ち越したことで、規定により、交流戦史上初の3年連続の頂点に立った。
18日に試合途中で降雨ノーゲームとなったDeNA対オリックスの1試合を19日に残すが、18日終了時点でパ・リーグ55勝、セ・リーグ51勝、1引き分けとなり、パ・リーグの8年連続12度目の勝ち越しが決定。これにより、ソフトバンクは最高勝率球団として賞金500万円、勝ち越しリーグの1位球団としての賞金1000万円を獲得。勝ち越しリーグ2位の西武が500万円、同じく3位の楽天が400万円を得ることとなった。
一方で、12勝6敗とソフトバンクと並びながら、惜しくも初の制覇を逃した広島は、負け越しリーグとなったため賞金を得られなかった。
「日本生命セ・パ交流戦MVP」は勝ち越しリーグの勝率1位球団から選出されるため、今季はソフトバンクから選ばれることになる。リーグ戦が再開される23日までに決定されるが、その最有力候補はやはり、柳田悠岐外野手だろう。