巨人パーラ&DeNAオースティンの共通点は? 米メディアが注目「覚えてる?」
サンフランシスコ地元局、パーラの活躍に「またジャイアンツの選手になり…」
今季巨人に入団したヘラルド・パーラ外野手、DeNAの新助っ人タイラー・オースティン内野手は共に昨年の一時期、MLBのジャイアンツでプレーしていた。そのジャイアンツが本拠地を置くサンフランシスコの地元ラジオ局「KNBR」が2人の動向に注目。「覚えているだろうか?」と2人の近状を伝える。
オースティンは昨年ツインズ、ジャイアンツ、ブルワーズを渡り歩いたが、1番出場機会が多かったのは70試合出場したジャイアンツだった。しかし8本塁打20打点、打率.185と結果は残せていなかった。またパーラもジャイアンツでシーズンをスタートしたが打率.198と低迷し、ナショナルズへ。ナショナルズでは登場曲「ベイビー・シャーク」で一躍人気者となったが、数字は残せず、来日となった。
オースティンはオープン戦でトップタイの4本塁打を放つと、22日の巨人との練習試合でも先制弾を放つ活躍を見せた。これに「KNBR」は「彼が苦戦する前、左腕を苦しめていたことを覚えているだろうか? 彼は今、横浜ベイスターズでプレーしていて、今でも逆方向へボールを破壊している」と紹介している。
またパーラについても「このベテラン外野手はジャイアンツでの在籍が短く、30試合の出場に留まり、昨季5月上旬に40人枠から外されたが、その後にナショナルズで存在感を見せた」と、その存在を回顧。今季のオープン戦打率は.233と高くなかったが、「彼はまたジャイアンツの選手、読売ジャイアンツの選手となり、ナイスキャッチを見せた」と守備での活躍を称えている。
新型コロナウイルスにより日米で開幕が延期となり、NPBもついに練習試合を自粛。苦しい状況の中ではあるが、海を越えて輝く2人の選手のニュースはサンフランシスコにとっても嬉しいニュースに違いない。
(Full-Count編集部)