鷹・工藤監督も戸惑い隠せず「とにかく初めてなので…」3月中は紅白戦も対外試合も行わず
練習試合が休止となり、今後は基本的に3勤1休で全体練習を行う方針
ソフトバンクは24日、本拠地PayPayドームでおよそ3時間の全体練習を行った。当初、4月10日に想定されていた開幕が最短で同24日となることが決まり、練習後、工藤公康監督が今後の過ごし方について語った。
24日の開幕を目指すこととなり、無観客での練習試合も一時休止となったプロ野球。ソフトバンクは前日、オリックス戦に向けて移動の予定だったが、休止の決定で遠征を取りやめ。一部の選手、コーチらは道中で引き返して福岡へと戻った。一夜明けて、この日は本拠地で全体練習を実施することになった。
練習開始前、工藤監督は選手を集めて「4月24日になったので、とにかくそこに向けて調整しないといけない。いいコンディションを作れるように、僕らも考えていくが、個人個人も考えてやってほしい」と話したという。この先は4月9日までは、基本的に3勤1休のスケジュールでPayPayドームで全体練習を行っていく方針だという。
工藤監督自身も「とにかく初めてなので、何も起こらずにいい調整ができることが一番なんですが…」と戸惑いの色が滲む。現状では2軍の練習試合は継続することとなっており「若い人たちには2軍の試合に出てもらうこともあります。その選手はこちらで決めて行ってもらいます。投手も2軍で投げてもらうことがありますが、それはこれから話し合います」とした。
また、紅白戦や新たに組む対外試合については「まだこれからですが、3月いっぱいはありません」と明言。対外試合をやるにしても相手チームとの調整が必要になるため、今後いろいろなことを想定しながらのスケジュール調整が続くことになりそうだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)