交流戦1位ホークスに強力援軍 デスパ&内川が23日にも1軍復帰の可能性
練習視察の工藤監督「順調に回復しているみたいだね」
ソフトバンクの頼れる男たちが帰ってこられそうだ。右太もも裏肉離れで離脱中のアルフレド・デスパイネ外野手と、頚椎捻挫で離脱中の内川聖一外野手が、リーグ戦再開となる23日の西武戦(ヤフオクD)で、ともに1軍に復帰する可能性が高まった。
2人は20日、福岡・筑後市の「HAWKS ベースボールパーク筑後」の室内練習場で練習を行い、負傷後初となるフリー打撃を行い、快音を響かせた。この日は工藤公康監督も視察に訪れて状態をチェックし「順調に回復しているみたいだね」と、その回復ぶりを感じた様子だった。
デスパイネは「明日からドームで練習する」とし、チームの全体練習が再開される21日か1軍に合流する予定。内川に関しては、22日のウエスタン・リーグ広島戦(タマスタ筑後)に出場を予定しており、実戦での状態を確認してから、復帰への最終判断を下すことになりそうだ。
主砲2人を欠きながらも、交流戦3年連続の最高勝率球団に輝いたソフトバンク。首位・楽天を追いかけるリーグ戦の再開に向け、4、5番の復帰は何よりの追い風となるだろう。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani