「スタントンを上回る」超有望株が衝撃の“照明破壊弾” 「ただ見てほしい」

カブスNO1若手有望株が圧倒的パワー“証明”「かわいい花火が散る」

 カブス傘下マイナーでプレーする超有望株が放った“照明破壊弾”が米国で大きな話題となっている。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」などが紹介した映像には、フェンス“上空”のライトに打球が直撃して「花火」が散る様子がはっきりと収められており、そのパワーに驚きの声が上がっている。

 衝撃の“一発”を放ったのは、カブス傘下1A+マートルビーチ・ペリカンズに所属するエロイ・ジメネス外野手。メジャーで特大弾を連発するジャンカルロ・スタントン外野手(マーリンズ)を「上回る」とも評価される逸材だ。

「Cut4」によると、ジメネスは19日(日本時間20日)に行われたA+の「カロライナ・リーグ」のホームランダービーに出場。打撃投手が投げるボールを次々とフェンスオーバーとしていたが、そのうちの1つがレフトの照明に直撃した。ジメネスの後方に設置されていたカメラで、バラバラになって落ちていく照明が確認できる。

 記事では「カブスの若手有望株NO1がレフトの照明にボールを運び、当たると同時にかわいい花火が散るのをただ見てほしい」と言及し、その映像を紹介。圧倒的な飛距離がなければ起こり得ない出来事だが、「驚きではない」と伝えている。

「20歳にしてジメネスは今年、マートルビーチ・ペリカンズで長打率.546を出し、MLBパイプラインは彼がアリゾナの秋リーグで『ジャンカルロ・スタントンを上回る評価』を受けたと紹介している」

 メジャーでNO1の破壊力を誇るスタントンを超えるパワーの持ち主だというのだ。その力をまさに“証明”する映像となった。

 もっとも、記事では最後に「彼の照明粉砕スマッシュは悲しいことにたった1本塁打としてカウントされる。そのため、ブルワーズの若手有望株ジェイク・ゲートウッドがタイトルをとった」と結果を紹介。ただ、インパクトという意味では、ジメネスの圧勝だったようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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