MLBコミッショナーが試合数短縮を示唆 全162試合は「おそらく出来ないだろう」
「クリエイティブになる必要がある、さまざまなアイデアがある」
新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が延期されたメジャーリーグ。「国家非常事態宣言」が出されるなど先行きが見通せない中、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏は25日(日本時間26日)、レギュラーシーズン全162試合実施は“困難”との見通しを示した。米全国紙「USAトゥデー」が「ロブ・マンフレッドMLBコミッショナーは162試合を行うことに対して楽観視していない」とのタイトルで伝えた。
マンフレッド氏は25日(同26日)夜、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」の番組「スポーツセンター」でインタビューに答えた。レギュラーシーズン全162試合実施は可能かと問われ、「おそらく出来ないだろう」と語ったという。
記事によると、マンフレッド氏はインタビューで次のように語っている。
「楽観的な見方をすれば、5月中のどの時点かで活動が再開できたらと思っている。正確な開幕日はどのくらい準備期間が必要かなどによって変わってくる」
実施方法についてはこう説明した。「スケジュールやポストシーズンのやり方については、クリエイティブになる必要があると思う。全てのことを考慮している。さまざまなアイデアがあり、我々はその全てに耳を傾けている」。
さらにこう語ったという。「確実に言えることはベースボールは必ず戻ってくるということ。安全にプレーできるようになれば我々は戻ってくる」。
7月開催の可能性もある中、「1試合7イニング制のダブルヘッダー」導入案も出ているメジャーリーグ。いったいどういう形で実施されるのだろうか。
(Full-Count編集部)