田澤純一が復帰即登板も2ラン被弾、イチローは代打で三ゴロ マ軍は完敗
田澤は5月15日以来の登板も…
マーリンズのイチロー外野手は22日(日本時間23日)、本拠地でのカブス戦に代打で出場し、ニゴロに倒れた。また、肋軟骨の炎症で故障者リスト(DL)入りしていた田澤純一投手が復帰し即登板。しかし、2ランを浴びるなど1回1安打2失点だった。マーリンズは1-11で敗れた。
マーリンズは2回に2点を先制されるも、その裏にオズナのソロ弾で1点を返す。しかし、4回に3失点、5回に1失点とリードを広げられた。
イチローは5点を追う5回1死一塁の場面で登場。1ストライクから右腕アリエッタの92マイル(約148キロ)のシンカーを打つも、三遊間へのゴロをブライアントが滑り込みながら捕球。二塁に送球して一塁走者のリアルミュートがアウトとなった。
イチローは守備にはつかずに交代し、続く6回からは田澤がマウンドへ。先頭ザグニスは直球で遊ゴロ、リゾも直球で中飛に仕留める。しかし、強打者ブライアントはフルカウントから7球目のフォークが低めに外れてボール。コントレラスには2-2からフォークをレフトに運ばれ、2ランとされた。
最後はラッセルを右飛に仕留めたものの、今季5被弾目で2失点。マーリンズにとっても、7点差にリードを広げられる痛い一発となった。その後、8回にも3点を失ったマーリンズは1-11で敗れた。
イチローはメジャー通算3049安打で、歴代24位ロッド・カルーまで4本のまま。すべて代打で5試合連続ノーヒットとなった。また、5月15日以来の登板となった田澤は防御率7.31となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count