イチロー氏の“凱旋4安打”が2000年代開幕トップ10に 米メディア「ファンを熱狂させた」
イチロー氏は2012年、東京ドームでの開幕戦で5打数4安打1打点と活躍した
新型コロナウイルス感染拡大で、今季のメジャーリーグは開幕が延期された。先行き不透明な情勢の中、米ヤフースポーツは開幕に焦点を当てた企画を実施。2000年代で印象に残る開幕戦10シーンを特集し、その一つにイチロー氏が4安打と躍動した一戦を挙げた。2012年3月28日、東京ドームで行われたマリナーズ-アスレチック戦が再び脚光を浴びている。
記事は「我々は近年で最高の開幕日のシーンを考えてみた。今回は2000年代を見てみよう。際立った10シーンは以下の通り」として、8年前の東京ドームでの一戦を詳報した。
「イチローが母国へ イチローほど球界に旋風を巻き起こした選手はいない。2012年にマリナーズが日本でシーズン開幕を迎える時までに、イチローはアメリカでスターになっており、日本で象徴的な存在だった。イチローがMLB球団に在籍して日本でプレーするのはこの時が初めてであり、彼は魅せた。4万4000人の観客が東京ドームに集まる中、彼は4安打1打点とし、ファンを熱狂させた」
イチロー氏はこの試合に「3番・右翼」で出場して、5打数4安打1打点。延長11回に駄目押しのタイムリーを放って勝利に貢献して日本のファンを熱狂させた。それから8年。2020年の開幕はいつ訪れるだろうか。