MLB初対決、ダルビッシュ7回無失点10Kで降板 田中将大も8回零封9Kの好投
雨が降る悪天候の中の投手戦にヤンキースファン興奮
今季7勝目を目指すレンジャーズのダルビッシュ有投手は23日(日本時間24日)、敵地でのヤンキース戦で田中将大投手と米移籍後初の直接対決に臨んだ。7回を2安打10奪三振の快投でレンジャーズ打線を零封。田中も8回3安打9奪三振無失点と互いに譲らぬ投手戦を見せた。
初回は先頭ガードナーに中前打を許したが、3番ジャッジを72マイル(約116キロ)のカーブで空振り三振に斬るなど失点はゼロ。緩急をつけたピッチングでヤンキース打線を寄せ付けず、5回1死からサンチェスに中前打されるまで、打者13人を連続凡退とした。サンチェスに出塁を許した後は、続くグレゴリウスを二ゴロ併殺に打ち取った。
6回を再び3者凡退とすると、7回は3者連続三振で今季3度目の10奪三振を記録した。
7回を投げ終えて2安打無四球10奪三振。無失点のまま88球(60ストライク)を投げて降板した。雨が降る悪天候の中での白熱した投手戦に、ヤンキースファンから大きな歓声が送られた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count