レ軍監督、ダル&田中の名勝負に感嘆「とても似ている」「素晴らしい投手戦」
レンジャーズ・バニスター監督も感嘆「素晴らしい投手戦」
レンジャーズのジェフ・バニスター監督が23日(日本時間24日)の一戦で好投したダルビッシュ有、田中将大の両日本人投手を称えた。
同日、ヤンキースタジアムで行われた試合でレンジャーズ・ダルビッシュ、ヤンキース・田中がメジャー初の投げ合いに挑んだ。結果はダルビッシュが7回2安打10奪三振無失点、田中が8回3安打9奪三振無失点と一歩も譲らずに降板。その後、9回に両軍が1点ずつを挙げると、延長10回にヤンキースがトレイエスのサヨナラ打で2-1と競り勝った。
試合後、敗れたレンジャーズのバニスター監督は相手エースの田中について「とてもダルビッシュに似ている」とし、「2人の日本人スターによる素晴らしい投手戦だった」と素直に称賛。「ダルビッシュはいつも素晴らしい投球をしてくれる。両チームにとってチャレンジングなゲーム展開だった」と自軍のエースをねぎらった。
試合後、レンジャーズの地元紙「ダラスモーニングニュース」電子版は88球で降板したダルビッシュについて右上腕三頭筋の張りで大事を取って降板したとレポート。現時点ではMRIなどの精密検査を受ける予定はなく、来週半ばのインディアンス戦で先発する予定だという。
ここまで不安定な投球が続きながら、復調の兆しを見せた田中。一方、前回マリナーズ戦の5回5失点から見事に立ち直ったダルビッシュ。この投手戦を契機に両投手はさらに調子を上げていけるか。今後の投球が注目される。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count