ダルビッシュ右上腕三頭筋は問題なし、米記者質問に「No pain at all」
前日は右上腕三頭筋の張りで7回88球で降板
レンジャーズのダルビッシュ有投手がヤンキース田中将大投手との投げ合いから一夜明けた24日(日本時間25日)、キャッチボールなどで軽い調整を行った。
前日23日(同24)の敵地ヤンキース戦では、田中と歴史に残る壮絶な投げ合いを演じた。ダルビッシュは初回先頭ガードナーに中前打を許した後、5回1死からサンチェスに中前打されるまで、打者16人を連続凡退に斬るなど快投を披露。7回は3者連続三振とし、今季3度目の2桁奪三振を記録した。
だが「いつもイニングの最後の方になると張る感じがあった。痛かったわけではなく、次も投げたいので」と、右上腕三頭筋の張りを訴え、7回を88球(61ストライク)で降板。状態が心配されたが、一夜明けたこの日、練習後に地元記者から腕の具合を聞かれると「No pain at all(まったく痛みなし)」と英語で即答。25日(同26日)には予定通りブルペンで投球練習をすると話した。
メジャーで初めて投げ合った田中との対戦を終えた直後には「一生の思い出」とツイートしていたが、改めて「日本という小さい国で、同じ関西でほぼ同世代で育ってきた。若い頃からよく知っている。ヤンキースという伝統ある球団との試合で投げ合えたことは思い出になる」と笑顔で振り返った。
ダルビッシュは中4試合のスケジュール通りならば、28日敵地インディアンス戦で先発予定だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count