大谷翔平が「相手を圧倒」 7回1死までパーフェクトの本拠地投手デビュー戦が再脚光
MLB記者が、2018年4月8日の大谷の投球動画をツイッターに投稿した
新型コロナウイルス感染拡大で、今季のメジャーリーグは開幕が延期された。先行き不透明な情勢だが、一昨年のトミー・ジョン手術を経て2年ぶりに二刀流を復活させるエンゼルス大谷翔平投手は、来るべき日に備えて球場の施設を使用してリハビリに励んでいるとみられる。
米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」のMLB記者、ザカリー・D・ライマー氏は自身のツイッターに、大谷が投手として本拠地デビューを飾った2018年4月8日のアスレチックス戦の投球動画を投稿。圧巻の投球に再び脚光が当たっている。
ライマー氏は自身のツイッターに印象深いプレーや名場面の動画を投稿。ボー・ジャクソンがハロルド・レイノルズを補殺した1989年の映像、元メッツのデビッド・ライトによる後方飛球の素手キャッチ、マリナーズ時代のイチロー同僚のマイク・キャメロンがジーターのホームランを“強奪”するシーンなどをアップしているが、エンゼルス1年目の大谷の投球もクローズアップしている。
大谷は2018年4月8日、本拠地のアスレチックス戦に先発。1回から7回1死まで19打者連続でアウトに打ち取るという衝撃の投球を見せた。続く打者に安打を許すも、メジャー先発2試合目にして7回1安打12奪三振無失点の投球で2勝目を手にした。
ライマー氏は「相手を圧倒する2018年のショウヘイ・オオタニ」と綴り、投球動画を投稿。4分間の動画には全12奪三振のシーンなど、投手大谷の凄さが凝縮されている。2年ぶりのメジャーのマウンドで二刀流右腕はどんな投球を見せてくれるか。開幕が待ち遠しい。