同い年・井口も今季で引退 松井秀喜氏は感心「僕の方が全然早い。彼の強さ」
今季限りで引退、「最後まで頑張ってほしいなと思います」とエール
巨人、ヤンキースで活躍した松井秀喜氏が25日、今季限りでの現役引退を表明した同い年のロッテ井口資仁内野手へ温かい言葉を送った。
同じ1974年生まれで、メジャーで活躍し、中心選手として世界一を経験。2人の間には共通点も多い。この日、「松井55ベースボールファウンデーション」のイベントでジャイアンツ球場で親子向けの野球教室を実施した松井氏は、井口と「直接何も話していない」と明かした上で、こう話した。
「うーん。まあ、ね。僕の方が全然早く引退しているので、そういう意味ではこの年までずっとやられてきたっていうのは、心身共に充実していないと難しかったんじゃないかなと思います。その辺はもう、彼の強さじゃないかなと思いますけどね」
そして、ユニホームを脱ぐまで、まだ試合を残す同級生に「まだシーズンも残りありますし、最後まで頑張ってほしいなと思います」とエールを送った。日米で活躍した同級生では、昨年は黒田博樹氏も現役を引退している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count