ソフトB松田、“打ち直し”で200号 リプレー検証→ファウル確定→直後に節目一発
ホームランテラスへ節目の本塁打、史上101人目の大台到達
ソフトバンクの松田宣浩内野手が、史上101人目のプロ通算200号本塁打を達成した。27日の日本ハム戦(ヤフオクD)。4回無死一、二塁で中越えのホームランテラス席に入る12号3ランを放ち、大台に到達した。
“打ち直し”の末の200号だった。3ボール2ストライクからの6球目。日本ハム先発・高梨のフォークを捉えた打球は左翼ポール際への大飛球となったが、判定はファール。工藤公康監督が抗議に出たが、リプレー検証でも判定は覆らなかった。プレー再開となった直後のボールで、今度は正真正銘の本塁打を放った。
2005年に希望入団枠で亜細亜大からソフトバンクに加入した松田。初本塁打はプロ1年目の2006年4月22日のオリックス5回戦(大阪ドーム)、7回に松村から放った左翼席への2ラン。2008年に三塁手のレギュラーを掴むと、以後、ホークスのホットスポットを守り、2015年には自己最多の35本塁打を放っていた。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani