日ハム大谷、80日ぶり打席は三振 「簡単には打てない」も「球自体は見えた」

4月8日以来の出場で復活へ一歩前進「あとは自分がどういう反応が出来るか」

 左太もも裏の肉離れで離脱していた日本ハムの大谷翔平投手が、復帰後初出場した。27日のソフトバンク戦(ヤフオクD)で8回に代打で登場。負傷した4月8日のオリックス戦(京セラD)以来となった打席は、空振り三振に終わった。

 8回、先頭の大野に代わる代打として出場し、ソフトバンク2番手の岡本と対峙した。「しっかり自分のスイングをしたいなと思っていましたし、2か月半ピッチャーの球を見ていなかったので、どんな風に自分の目に映るのか、しっかり確認したかった」という復帰後初打席。初球はボール、2球目を見逃し、3球目はファール。4球目がボールとなり、5球目に右腕のフォークに、バットが空を切った。

 80日ぶりの実戦復帰となった大谷。23日の楽天戦(札幌D)から1軍に登録されていたものの、楽天3連戦では出場なかった。試合後に「もちろん岡本さんも素晴らしいボールを投げていましたし、なかなかやっぱり、そんなに簡単には打てないなと思いました。ただ思ったよりもついていけましたし、球自体は見えていたので、あとは自分がどういう反応が出来るか」と口にした大谷。復活へのステップを一歩進めた。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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