シーズン全中止の可能性も… 米経済紙記者が可能性を指摘「心の準備をしている」
ウォールストリートジャーナルのダイアモンド記者が指摘
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕が延期となっている米メジャーリーグ。米国内では感染がさらに広がっており、5月中旬を目指す開幕の再延期、新たな開幕が7月1日や7月4日になるのでは、といった可能性が次々に浮上している。
ただ、それでも感染拡大が止まらない状況で、果たしてシーズンを開催できるのか、懐疑的な見方もある。米ウォールストリートジャーナルでMLBを担当するジャレド・ダイアモンド記者は「シーズンが全て中止になる可能性も考えないといけないだろう」と、シーズン全体が中止になる可能性に言及している。
米メディア「CBSローカル」に対してダイアモンド記者は「シーズンがすべて無くなるかもしれないと心の準備をしている」と厳しい見方を語る。独立記念日の7月4日に開幕するプランについても「もし7月4日に開幕できるとすれば、それは、全てのことが本当に上手くいった場合だ」と指摘している。
アメリカの複数都市やカナダで感染が広がっている現状に「私は今シーズンは、全て無くなるかもしれないと心の準備をしている。もし、少しでもシーズンが行われたならば、それはボーナスだと考えている。我々はシーズンが全て中止になる可能性も考えないといけないだろう」と言及。ダイアモンド記者は、仮にシーズンが開幕したとしても、ほとんどの試合が無観客開催になるとも指摘している。
(Full-Count編集部)