マーリンズのイチロー獲得への動きが加速? 「興味が過熱し始めた」
「彼の経験とスピードにより、(マーリンズと)素晴らしくフィットするかもしれない」
ヤンキースからフリーエージェント(FA)となっているイチロー外野手を狙うマーリンズの動きが加速していると現地メディアが報じている。「イチローの次の停車駅はマイアミ?」とESPNが伝えた。
現状では外野のFA市場に残る実力者は少なくなり、メジャー各球団の多くもレギュラー選手の獲得を済ませている。ロイヤルズからFAとなっていた青木宣親外野手も、現地時間16日に昨季のワールドシリーズ王者ジャイアンツと1年契約で合意に達した。
そんな状況下で、記事では「イチロー・スズキは41歳となり、メジャーにおける時間は徐々に終わりを迎えつつあるが、マーリンズが元マリナーズとニューヨーク・ヤンキースの外野手に向ける興味は止まらない」と伝えている。
さらに「イチローは2001年に27歳でメジャーのキャリアをスタートさせたにも関わらず、通算3000本安打まで156本。彼はそこにたどり着きたいだろうが、ほぼ間違いなく2シーズンは必要となるだろう」と分析。昨年はヤンキースで102安打だったことから、メジャー通算3000本安打の金字塔を達成するには1シーズンでは足りないと見ている。
また、ESPNのジェリー・クラスニック記者は自身のツイッターで「メジャー関係者によると、フリーエージェントのイチロー・スズキに対するマーリンズの興味が過熱し始めた」と報告。その後には「スタントン、オズナ、イェリッチに続く、マーリンズの外野手の選手層は薄い。彼の経験とスピードにより、(マーリンズと)素晴らしくフィットするかもしれない」ともレポートしている。