田中将大、開幕に向けた調整に地元紙が不安視 「シャットダウンが日本で…」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

田中将大は3月下旬に帰国、地元紙「14日間の自宅待機中のタナカは、その後はどうするのだろうか」

 ヤンキースの田中将大投手は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、3月下旬に日本に帰国した。メジャーリーグは開幕が大幅に遅れる可能性が高く、不透明な中で選手たちは調整を続けることになる。ヤンキースの地元メディアは田中を含む先発投手の調整方法に不安の声を上げている。

「開幕に向けて最高の投球ができるような状態に体調を持っていくことが出来るのだろうか」

 新加入したゲリット・コール、そしてスプリングトレーニング、オープン戦で快投を続けていた田中将大ら投手陣の調整方法に不安の声を上げたのは地元紙「newsday」だった。

 開幕日が決まらず、先が見えない中で各自がトレーニングに励む現状が続く中、記事ではヤンキースがワールドシリーズ制覇に必要な“先発ローテ大黒柱”の現状を伝えている。

 メディアが最後にコールを見た時には「彼は、近所に住むアーロン・ブーン監督と裏庭でキャッチボールをしていた」と明かし、日本に帰国した田中には「地球の反対側で、14日間の自宅待機中のタナカは、その後はどうするのだろうか? アメリカのような、大がかりなシャットダウンが日本で起こることがあるのだろうか?」と危惧している。

 仮に開幕日が決まったとしても首脳陣たちが先発投手を登板日に向けどのように準備させるのだろうか。当面の目標は「スプリングトレーニングが中断した時のレベルに戻すことだ」と指摘しているが、電話会見でブレイク投手コーチは「今回のようなことに対しては、プレーブックをだれも持ちあわせていない。だれも、経験したことがないことだ」と、頭を悩ませている様子。

 田中は日本で2週間の自宅待機中。先の見えない開幕に向け再びトレーニングを続けることになる。

(Full-Count編集部)

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