投手復帰決定のハム大谷、7月1日2軍戦登板へ「やってきたことを確認したい」

日本ハム・大谷翔平【写真:石川加奈子】
日本ハム・大谷翔平【写真:石川加奈子】

二刀流復活へ前進、イースタンリーグ西武戦で登板へ

 日本ハムの大谷翔平投手が、1日のイースタンリーグ・西武戦(鎌ヶ谷)で、投手として復帰する。29日のソフトバンク戦(ヤフオクD)の試合前に栗山英樹監督が明らかにした。

 左太もも裏の肉離れで約2か月半、離脱していた大谷。23日に1軍復帰を果たし、27日のソフトバンク戦で代打で復帰後初出場。28日には代打で復帰後初安打となる左前適時打を放った。だが、今季は昨季の日本シリーズで痛めた右足首の影響で投手としての登板はなし。今季出場した10試合はすべて打者としての出場だった。

 この日の試合前練習ではブルペンに入って投球練習を行い、フリー打撃は行わず。登板に備えるために、この日の日本ハム戦は欠場。「やってきたことを確認したいと思います」と話すと、試合開始前にヤフオクドームを離れ、帰京した。

 ようやく、実戦のマウンドに上がることになった二刀流右腕。果たして、どれだけのピッチングを見せてくれるのか。7月1日。鎌ヶ谷に注目が集まる。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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