前阪神ジョンソン、日本への感謝、ナインへの思い語る 「素晴らしい時間、大好きだった」

昨季まで阪神に在籍していたピアース・ジョンソン【写真:荒川祐史】
昨季まで阪神に在籍していたピアース・ジョンソン【写真:荒川祐史】

今季から2年ぶりにメジャー(パドレス)に復帰した前阪神のジョンソン

 昨季まで阪神に在籍しリリーフエースとして活躍したピアース・ジョンソン投手。今季から再びメジャーに復帰し新天地となるパドレスでも中継ぎ陣の一角として期待されている。そんな中、ジョンソンは米メディアのインタビューで日本への感謝を口にしている。

 米大手データサイト「Fangraphs」は日本で成功を収めメジャー復帰を果たしたジョンソンのインタビュー記事を掲載。来日1年目の昨季は58試合に登板し2勝3敗、防御率1.38の成績を残し阪神の中継ぎエースとして活躍すると、同年オフには2年総額500万ドル(約5億4700万円)でパドレスへの移籍を決断した。

 記事ではまず、2018年のオフに日本球界入りを決断した理由についてMLBに残っていればマイナー契約だったことを明かし「僕には家族がいるから、思い切って飛び込むことにした。野球をやるために行ったんだ」と、年俸80万ドル(約9000万円)を提示した阪神入りを選択したようだ。

 入団前には阪神のエース右腕ランディー・メッセンジャーから日本球界で“必要”“不必要”なもののアドバイスをもらい投球術など自らを見つめ直したという。圧倒的な成績を残したものの、メジャーからのオファーがありわずか1年で退団となったが「日本は気に入っていたよ。素晴らしい時間を過ごしたし、チームメートの皆が大好きだった」と感謝の言葉を口にしている。

 阪神への残留を受け入れる直前だったが、複数のメジャー球団からの誘いがあり「その機会に飛びついたんだ。(メジャーの)複数球団から話があったけど、すぐにパドレスがトップになったよ」とパドレス入りを決断。2年ぶりのメジャー復帰に向け「このチームの才能は素晴らしい。このチームの一員としてプレーすることに最高にワクワクしている」と、意気込みを口にしてる。

(Full-Count編集部)

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