メジャー初マウンドで奮投、青木宣親に指揮官感謝「引き受けてくれて嬉しい」
ブルペン陣疲弊で青木に出番、9回に救援、1回3失点
アストロズのA.J.ヒンチ監督がメジャー初登板を果たした青木宣親外野手に感謝している。米メディア「CBSヒューストン」電子版が伝えている。
6月30日(日本時間7月1日)の本拠地ヤンキース戦でベンチスタートとなった青木は9回、代打や代走ではなく、投手として試合に送り出された。4-10と大量リードを許した状況でチームの6番手として登板。先頭から四球、四球と続き、カーターのタイムリー二塁打で失点。その後、ガードナーの右犠飛で1失点、エルズベリーの遊ゴロの間にさらに1点を失ったが、最後はジャッジを中飛に打ち取り、1安打2四球3失点で1イニングを投げ終えた。
この日の試合について「CBSヒューストン」は「この1か月、アストロズのブルペンは強力な先発投手の不在により消耗していた」と伝え、「アストロズは投手を切望しており、ノリチカ・アオキ外野手が9回に初登板を果たした。勇敢な試みは報われず、ヤンキースに3得点を与えた。しかし、彼は優れた選手であるアーロン・ジャッジをセンターフライに打ち取った」とレポートした。
また、ヒンチ監督の試合後のコメントも伝えられており、指揮官は「ブルペンが疲弊していたので、このような方法をとらなければいけなかった。おそらく、私はそこからエンターテインメント性を見出すことできない。監督として、このような選手にこのような役割を担わせるのは嫌いなんだ。彼が引き受けてくれて嬉しいよ。彼はチームのことを非常によく考えている」と初マウンドで奮闘した青木に感謝している。
(Full-Count編集部)