ロッテ井口が引退表明後初ヒット&打点「恩返ししたい」
「何とか1本打ちたいと思っていた」
ロッテ井口が本拠地のファンの前で、6月20日の引退表明後、初めてヒットと打点をマークした。
2日の日本ハム戦。1-8と大量リードを許した9回1死一、二塁で玉井から左翼フェンス直撃の適時二塁打を放った。
「ファンも残ってくれていた。何とか1本打ちたいと思っていた。1打席でも多く、打席に立って、恩返ししたい。これからもしっかり準備してやります」。シーズン終了まで最年長野手の闘志は衰えていない。
安打は5月31日の阪神戦でマテオからライト前に打って以来と、約1か月ぶりだったが、井口の雄姿を目に焼きつけた本拠地のファンには、勝敗を抜きにして最高のプレゼントになった。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)